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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻2号

2008年02月発行

文献概要

今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか しびれ・痛み治療のエビデンス 【どこまで有効なのか?】

慢性疼痛のリハビリテーション

著者: 瀨田拓1 出江紳一2

所属機関: 1東北大学病院肢体不自由リハビリテーション科 2東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野

ページ範囲:P.305 - P.308

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ポイント

●慢性疼痛に対するリハビリテーションは,鎮痛の補助と日常生活動作の改善を図る.

●リハビリテーション技術には,物理療法,運動療法,装具療法,知覚再教育,認知行動療法などがある.

●中枢性疼痛では,治療効果の機序は感覚野の可塑性から理解される.

参考文献

1)清水和彦・他:理学療法の臨床的根拠(エビデンス)──現況と展望.リハ医学 39:35-46,2002
2)鈴木重行:特集/リハビリテーションにおける疼痛コントロール──運動器の痛みのアセスメント.MB Med Rehabit 79:30-38,2007
3)出江紳一,近藤健男:しびれと痛みに対する対症療法──リハビリテーションからのアプローチ.Medicina 41:1382-1384,2004
4)Dellon AL, Jabaley M:Reeducation of sensation in the hand following nereve suture. Clin Orthop 163:75-79, 1982
5)有村達之・他:疼痛生活障害評価尺度の開発.行動療研 23:7-15,1997
6)Braus DF, Krauss JK, Strobel J:The shoulder-hand syndrome after stroke;A prospective clinical traial. Ann Neurol 36:728-733, 1994
7)Flor H:Effect of sensory discrimination training on cortical reorganization and phantom limb pain. Lancet 357:1763-1764, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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