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文献概要
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか しびれ・痛み治療のエビデンス 【どこまで有効なのか?】
しびれ・痛みの代替療法
著者: 菱川望1
所属機関: 1刈谷豊田総合病院神経内科
ページ範囲:P.310 - P.313
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●多くの代替医療は,疾患ではなく,患者個人をみることから始まる.
●しびれや痛みに対して,漢方薬,鍼灸など保険診療が可能で,エビデンスのある代替医療がある.
●代替医療では,西洋医学と異なるアプローチによって全身状態を把握するため,しびれ以外の症状にも効果を期待しうる.
●痛みに対して,食事療法・食養生など生活指導も可能である.
●多くの代替医療は,疾患ではなく,患者個人をみることから始まる.
●しびれや痛みに対して,漢方薬,鍼灸など保険診療が可能で,エビデンスのある代替医療がある.
●代替医療では,西洋医学と異なるアプローチによって全身状態を把握するため,しびれ以外の症状にも効果を期待しうる.
●痛みに対して,食事療法・食養生など生活指導も可能である.
参考文献
1)伊藤栄一・他:脳梗塞に対するツムラ黄連解毒湯の臨床効果.Geriatr Med 29:303-313,1991
2)坂本信夫・他:糖尿病性神経障害の東洋医学的治療―牛車腎気丸とメコバラミンの比較検討.糖尿病 30:729-737,1987
3)西澤芳男・他:両膝変形性膝関節症に対する消炎鎮痛剤と漢方薬の鎮痛効果──運動持続能力と生活の質の向上に対する比較.痛みと漢方 8:17-32,1998
4)森井啓二:臨床家のためのホメオパシー──マテリアメディカ.エンタプライズ,2004
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