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今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症 防げる骨折を防ぐための骨粗鬆症診療 病態
骨粗鬆症の背景にある病態生理
著者: 福本誠二1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
ページ範囲:P.410 - P.412
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●骨は,破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成を繰り返す組織である.
●骨吸収が相対的に骨形成を上回ることにより,骨量が減少する.
●閉経や加齢に伴う骨量減少に,エストロゲン欠乏が重要な役割を果たしている.
●骨は,破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成を繰り返す組織である.
●骨吸収が相対的に骨形成を上回ることにより,骨量が減少する.
●閉経や加齢に伴う骨量減少に,エストロゲン欠乏が重要な役割を果たしている.
参考文献
1)Suda T, et al:Modulation of osteoclast differentiation and function by the new members of the tumor necrosis factor receptor and ligand families. Endocrine Rev 20:345-357, 1999
2)Nakamura T, et al:Estrogen prevents bone loss via estrogen receptor alpha and induction of Fas ligand in osteoclasts. Cell 130:811-823, 2007
3)Seeman E:Pathogenesis of bone fragility in women and men. Lancet 359:1841-1850, 2002
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