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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻3号

2008年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症 防げる骨折を防ぐための骨粗鬆症診療 診断

骨粗鬆症の危険因子

著者: 安藤富士子1 下方浩史1

所属機関: 1国立長寿医療センター研究所疫学研究部

ページ範囲:P.430 - P.433

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ポイント

●医療面接で骨粗鬆症のハイリスク者を抽出することは重要である.

●骨密度は,骨粗鬆症診断には重要である.

●低骨密度の危険因子以外に,骨密度を介さない骨折危険因子が注目されている.

参考文献

1)Osteoporosis prevention, diagnosis, and therapy. NIH Consensus Statement 17:1-45, 2000
2)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(代表:折茂 肇):骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版,ライフサイエンス出版,2006
3)日本骨粗鬆症学会,他:骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン 2002年度改訂版,p12,ライフサイエンス出版,2002
4)下方浩史,安藤富士子:長期縦断研究からみた老年疾患の動向.日老医誌 39:275-279,2002
5)厚生労働科学研究費補助金長寿科学総合研究事業「生活習慣・背景要因・遺伝要因による総合的骨粗鬆症リスク診断システムの開発」(主任研究者:安藤富士子,分担研究者:下方浩史,山田芳司,新野直明,大藏倫博,中村美詠子,研究協力者:小坂井留美,北村伊都子,今井具子),平成17年度・18年度報告書
6)安藤富士子:骨と栄養.津志田藤二郎,他(編):アクティブシニア社会の食品開発指針,pp128-137,サイエンスフォーラム,2006
7)中村利孝:WHOによる骨折の絶対リスク評価法(FRAT)の開発とその有用性.Clin Calcium 15:1374-1379,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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