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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻3号

2008年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症 防げる骨折を防ぐための骨粗鬆症診療 診断

骨粗鬆症関連ガイドラインの概要

著者: 稲葉雅章1 西沢良記1

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学

ページ範囲:P.456 - P.460

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ポイント

●骨粗鬆症の診断には骨密度測定が重要.脆弱性既存骨折の存在のみで直ちに診断できる.

●骨代謝マーカー高値は,骨量減少とは独立した骨折の危険因子である.

●骨折予防は骨折を起こしてからの治療ではなく,骨折を起こさないようにする予防が重要である.

●骨減少症であっても,過度のアルコール摂取,喫煙,大腿骨頸部骨折の家族歴がある場合には,早期から薬物療法を導入する.

参考文献

1)折茂 肇,他:原発性骨粗鬆症の診断基準(2000年度改訂版).日骨代謝会誌 18:76-82,2001
2)日本骨粗鬆症学会骨粗鬆症診療における骨代謝マーカーの適正使用に関する指針検討委員会:骨粗鬆症診療における骨代謝マーカーの適性使用ガイドライン(2004年度版).Osteoporos Jpn 12:191-207,2004
3)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(編):骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版,ライフサイエンス出版,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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