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今月の主題 一般内科医が診る循環器疾患―3大病態を把握する 循環器疾患が疑われたときの診断の進め方 【循環器救急を心電図でどこまでわかるか】
心エコーは循環器救急でどこまで役立つのか
著者: 佐藤真司1 小柳左門2
所属機関: 1独立行政法人国立病院機構九州医療センター循環器科 2独立行政法人国立病院機構都城病院
ページ範囲:P.625 - P.629
文献購入ページに移動●良い画像を撮るにはエコーがよく入る体位,プローブを当てる場所・方向の決定が重要である.
●注目すべきポイントは壁運動,左室壁厚,心房・心室径,弁の形態・動きの異常,異常血流の有無,心囊液の有無,上行大動脈の異常,などである.
●循環器救急疾患は急変する可能性が多いので,バイタルサインの観察とともに心エコーによる経時的観察が重要である.
●原因不明の呼吸困難や不明熱の症例では一度は心エコーを当ててみてほしい.
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