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文献概要
今月の主題 一般内科医が診る循環器疾患―3大病態を把握する 虚血のマネジメント
急性冠症候群―救急外来で初診医がやるべきことは何か
著者: 高山守正1
所属機関: 1財団法人日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院循環器内科
ページ範囲:P.638 - P.643
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●初期救急医療機関では患者評価,心電図により搬送先の選定を.
●病院救急部門では,はじめの10分で評価と初期治療を行う.
●心電図よりSTEMI,UA/NSTEMIの判別から循環器内科医への連携を.
●緊急PCIの実施施設,実施できない施設により治療方針を分けて進める.
●初期救急医療機関では患者評価,心電図により搬送先の選定を.
●病院救急部門では,はじめの10分で評価と初期治療を行う.
●心電図よりSTEMI,UA/NSTEMIの判別から循環器内科医への連携を.
●緊急PCIの実施施設,実施できない施設により治療方針を分けて進める.
参考文献
1)笠貫 宏,高山守正:急性冠症候群.日本蘇生協議会(監修):AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2005,pp118-142,中山書店,2006
2)日本救急医療財団心肺蘇生法委員会(監修),日本版救急蘇生ガイドライン策定小委員会(編):急性冠症候群,救急蘇生法の指針2005,pp135-147,へるす出版,2007
3)高山守正:胸痛.日内会誌 95:2454-2462,2006
4)高山守正,佐藤直樹,高野照夫:東京都CCUネットワーク2005年活動実績報告.ICUとCCU 31:867-875,2007
5)東京消防庁救急部:救急活動の現況 平成17年,pp68-75,2007
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