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今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応 機能性腸疾患の治療
―日常診療にEBMをどう取り入れるか―機能性腸障害治療の標準化
著者: 福土審1
所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科行動医学
ページ範囲:P.846 - P.849
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●IBSの病態生理を患者が理解できるように説明し,納得を得る.
●IBSの治療では,まず食事と生活習慣改善を指導する.
●IBSでは治療目標を症状の完全寛解にせず,セルフ・コントロールに置く.
●IBSの薬物は,まず高分子重合体,もしくは,消化管機能調節薬を投与する.
●IBSでストレス・心理的異常の症状への関与が大きければ,抗うつ薬を用いる.
●IBSの病態生理を患者が理解できるように説明し,納得を得る.
●IBSの治療では,まず食事と生活習慣改善を指導する.
●IBSでは治療目標を症状の完全寛解にせず,セルフ・コントロールに置く.
●IBSの薬物は,まず高分子重合体,もしくは,消化管機能調節薬を投与する.
●IBSでストレス・心理的異常の症状への関与が大きければ,抗うつ薬を用いる.
参考文献
1)Drossman DA, et al:Rome III;The Functional Gastrointestinal Disorders. 3rd ed, Degnon Associates, McLean, 2006
2)Longstreth GF, et al:Functional bowel disorders. Gastroenterology 130:1480-1491, 2006
3)福土 審・他:過敏性腸症候群.小牧 元・他(編):心身症診断治療ガイドライン2006.協和企画,pp 11-40,2006
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