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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻5号

2008年05月発行

文献概要

今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応 腸疾患の診断と鑑別のポイント

症候からみた腸疾患へのアプローチ

著者: 長田太郎1 大草敏史1 渡辺純夫1

所属機関: 1順天堂大学消化器内科

ページ範囲:P.791 - P.795

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ポイント

●腸の炎症性・機能性疾患を疑ったときの問診は詳細に丁寧に行う.

●炎症性腸疾患は内視鏡所見だけでは鑑別できないことも多く問診が重要.

●Crohn病は大腸の検査だけでは診断がつかないこともあり小腸検査も行う.

●過敏性腸症候群の器質的疾患の除外には問診と便潜血反応が不可欠.

●下痢,血便をきたす疾患の特徴を理解する.

参考文献

1)棟方昭博:潰瘍性大腸炎診断基準改訂案.厚生省特定疾患難治性炎症性腸管障害調査研究班平成9年度研究報告書,96-99,1998
2)八尾恒良:クローン病診断基準(改訂案).厚生省特定疾患難治性炎症性腸管障害調査研究班平成6年度研究報告書,63-66,1995
3)Longstreth GF, et al:Functional bowel disorders. Gastroenterology 130:1480-1491, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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