文献詳細
文献概要
今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応 腸疾患の診断と鑑別のポイント
炎症性腸疾患の診断のポイント
著者: 長浜孝1 松井敏幸1
所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器科
ページ範囲:P.797 - P.799
文献購入ページに移動●問診や身体所見で炎症性腸疾患(IBD)が疑われれば,内視鏡やX線による消化管検査を行うことが望ましい.
●重症度,活動度分類は治療方針の決定,治療効果の判定,予後の推測に役立つ.
●潰瘍性大腸炎(UC)とCrohn病(CD)の鑑別が困難(Indeterminate colitis)と診断された症例でも,その典型例へ進展する可能性を考慮した経過観察が必要である.
参考文献
掲載誌情報