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今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応 トピックス
炎症性腸疾患の治療薬開発の現状―ここまで来た新治療法
著者: 鈴木康夫1
所属機関: 1東邦大学医療センター佐倉病院内科
ページ範囲:P.884 - P.886
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●キメラ型抗体インフリキシマブ(infliximab)に続く抗TNF-α抗体製剤としてヒト化抗体adalimumabとcertolizumabが臨床開発中である.
●炎症細胞浸潤を阻害する製剤として接着分子α4インテグリンの阻害薬natalizumabなどが開発中である.
●TNF-α以外の炎症性サイトカインであるIL-6やIL12/23そしてインターフェロンγなどを抑制する抗体製剤が開発中である.
●その他,T細胞受容体やケモカイン受容体を阻害する抗体製剤そしてPPARγリガンド製剤などが開発されている.
●キメラ型抗体インフリキシマブ(infliximab)に続く抗TNF-α抗体製剤としてヒト化抗体adalimumabとcertolizumabが臨床開発中である.
●炎症細胞浸潤を阻害する製剤として接着分子α4インテグリンの阻害薬natalizumabなどが開発中である.
●TNF-α以外の炎症性サイトカインであるIL-6やIL12/23そしてインターフェロンγなどを抑制する抗体製剤が開発中である.
●その他,T細胞受容体やケモカイン受容体を阻害する抗体製剤そしてPPARγリガンド製剤などが開発されている.
参考文献
1)Hanuer SB, et al:Human anti-tumor necrosis factor monoclonal antibody(Adalimumab) in Crohns disease CLASSIC-1 trial. Gastroenterology 130:323-333, 2006
2)Colombel J, et al:Adalimumab for maintenance of response and remission in patients with Crohns disease the CHARM trial. Gatroenterology 132:52-65, 2007
3)Sanborn J, et al:Adalimumab induction therapy for Crohn disease previously treated with Infliximab a randomized trial. Ann Intern Med 146:829-838, 2007
4)Sanborn WJ, et al:Natalizumab induction and maintenance therapy for Crohns disease. N Engl J Med 353:1912-1925, 2005
5)Feagan BG, et al:Treatment of ulcerative colitis with a humanized antidody to the alpha4beta7 integrin. N Engl J Med 352:2499-2507, 2007
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