文献詳細
文献概要
今月の主題 実践! 糖尿病診療 糖尿病診療の将来
今後,登場が期待される糖尿病治療薬
著者: 清野弘明1
所属機関: 1せいの内科クリニック
ページ範囲:P.1090 - P.1092
文献購入ページに移動ポイント
●GLP-1は,血糖がある程度高値のときに限って,インスリン分泌効果があり,低血糖の危険性が少なく,動物実験では膵臓β細胞の増殖および新生が観察されている.
●吸入インスリンは,インスリンパウダーや液体エアロゾル化インスリンを吸入する方法で,速効型インスリンに匹敵する.
●GLP-1は,血糖がある程度高値のときに限って,インスリン分泌効果があり,低血糖の危険性が少なく,動物実験では膵臓β細胞の増殖および新生が観察されている.
●吸入インスリンは,インスリンパウダーや液体エアロゾル化インスリンを吸入する方法で,速効型インスリンに匹敵する.
参考文献
1)Nauck M, et al:Reduced incretin effect in type 2 diabetes. Diabetologia 29:46-52, 1986
2)Seino Y, et al:Once daily dosing of the long acting GLP-1 analog liraglutide significantly improve glycaemic control by reducing both fasting and post-prandial glicose levels in Japanese subjects with type 2 diabetes. Diabetes 56(Suppl 1):A 138(0520-P), 2007
3)Panina G:The DPP-4 inhibitor vildagliptin;Robust glycaemic control in type 2 diabtetes and beyond. Diabetes Obes Metab 9:32-39, 2007
掲載誌情報