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文献概要
今月の主題 主治医として診る後期高齢者 後期高齢者における診断と治療のポイント
認知症のスクリーニング―外来でいかに早くみつけるか?
著者: 大蔵暢1
所属機関: 1ミシガン大学老年科
ページ範囲:P.1182 - P.1185
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●認知症は,日常生活に支障を及ぼす記憶障害を含んだ複数の認知領域の障害である.
●認知機能評価は,高齢者の包括的評価での最重要項目である.
●MMSEとHDS-Rのスクリーニング性能に差はなく,どちらを使ってもよい.
●スクリーニング後の精査は,患者によって個別的に進めるべきである.
●認知症は,日常生活に支障を及ぼす記憶障害を含んだ複数の認知領域の障害である.
●認知機能評価は,高齢者の包括的評価での最重要項目である.
●MMSEとHDS-Rのスクリーニング性能に差はなく,どちらを使ってもよい.
●スクリーニング後の精査は,患者によって個別的に進めるべきである.
参考文献
1)Holsinger T:Does This Patient Have Dementia? JAMA 297:2391-2404, 2007
2)本間 昭:地域における痴呆の早期発見の課題と今後の展望.ジェロントロジーニューホライズン 15:20-23,2003
3)Brayne C:Dementia Screening in Primary Care. JAMA 298:2409-2411, 2007
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