icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina45巻7号

2008年07月発行

文献概要

今月の主題 主治医として診る後期高齢者 後期高齢者における診断と治療のポイント

認知症のスクリーニング―外来でいかに早くみつけるか?

著者: 大蔵暢1

所属機関: 1ミシガン大学老年科

ページ範囲:P.1182 - P.1185

文献購入ページに移動
ポイント

●認知症は,日常生活に支障を及ぼす記憶障害を含んだ複数の認知領域の障害である.

●認知機能評価は,高齢者の包括的評価での最重要項目である.

●MMSEとHDS-Rのスクリーニング性能に差はなく,どちらを使ってもよい.

●スクリーニング後の精査は,患者によって個別的に進めるべきである.

参考文献

1)Holsinger T:Does This Patient Have Dementia? JAMA 297:2391-2404, 2007
2)本間 昭:地域における痴呆の早期発見の課題と今後の展望.ジェロントロジーニューホライズン 15:20-23,2003
3)Brayne C:Dementia Screening in Primary Care. JAMA 298:2409-2411, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?