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今月の主題 主治医として診る後期高齢者 後期高齢者という特徴を考慮にいれるべき疾患,病態
皮膚疾患―後期高齢者によく見られる皮膚疾患の診断と治療
著者: 山本洋介12 松村由美1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科皮膚科学分野 2京都大学大学院医学研究科医療疫学分野
ページ範囲:P.1206 - P.1210
文献購入ページに移動●後期高齢者は皮膚のバリア機能が低下していることを念頭におく.
●日常生活動作能力(activity of daily life:ADL)低下のある高齢者に対しては,褥瘡,おむつ皮膚炎,真菌感染症の発生に留意する.
●入院や施設への入所などに伴い,増加する疾患がある.
●腫瘍性疾患は拡大傾向の有無・形状・色調を確認し,確定診断・治療方針は専門医へ.
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