文献詳細
文献概要
今月の主題 主治医として診る後期高齢者 後期高齢者によくみられる症状とプロブレム
尿失禁―分類,診断,評価,治療
著者: 吉村耕治1
所属機関: 1京都大学医学部泌尿器科
ページ範囲:P.1242 - P.1244
文献購入ページに移動ポイント
●後期高齢者の尿失禁は,腹圧性,切迫性,溢流性,機能性の区別が必須である.
●残尿の多寡が,治療法の選択に重要である.
●切迫性や腹圧性の場合,可能であれば行動療法も考慮すべきである.
●後期高齢者の尿失禁は,腹圧性,切迫性,溢流性,機能性の区別が必須である.
●残尿の多寡が,治療法の選択に重要である.
●切迫性や腹圧性の場合,可能であれば行動療法も考慮すべきである.
参考文献
1)Crestodina LR:Assessment and management of urinary incontinence in the elderly male. Nurse Pract 32:26-34, 2007
2)後藤百万,他:尿失禁の症状・QOL質問票:スコア化 ICIQ-SF.日神因膀会誌 13:227-231,2002
3)本間之夫,他:尿失禁QOL質問票の日本語版の作成.日神因膀会誌 10:225-236,1999
4)高齢者尿失禁ガイドライン.http://www.ncgg.go.jp/hospital/pdf/sec16/guidelines.pdf
掲載誌情報