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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻7号

2008年07月発行

文献概要

今月の主題 主治医として診る後期高齢者 主治医として知っておきたい後期高齢者の医療と生活

後期高齢者の栄養管理

著者: 田中清1 岸本正実1 福田美由紀1

所属機関: 1京都女子大学家政学部食物栄養学科

ページ範囲:P.1278 - P.1281

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ポイント

●後期高齢者は低栄養の頻度が高く,重要な予後不良因子である.

●後期高齢者は,体液量減少,腎機能低下,口渇を感じにくいなど,脱水に陥りやすい.

●高齢者は通常,血清アルブミン濃度3.5g/dl未満は,低栄養と考えられる.

●後期高齢者に対しては,食形態の工夫や,自助具・介護用食器の活用も重要である.

参考文献

1)大熊利忠,金谷節子(編):キーワードでわかる臨床栄養,羊土社,2007
2)日本病態栄養学会(編):病態栄養専門師のための病態栄養ガイドブック,メディカルレビュー社,2005
3)日本人の新身体計測基準値(JARD2001).栄養-評価と治療 19,2002
4)第一出版編集部(編):厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準[2005年版],第一出版,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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