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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻7号

2008年07月発行

文献概要

今月の主題 主治医として診る後期高齢者 主治医として知っておきたい後期高齢者の医療と生活

高齢者ドライバー―医師の立場からできること

著者: 上村直人1 谷勝良子1 井関美咲1

所属機関: 1高知大学医学部附属病院神経科精神科

ページ範囲:P.1294 - P.1298

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ポイント

●高齢者ドライバーの交通事故が増加し,認知症患者の運転が社会的問題となっている.

●改正道交法が施行され,認知症などの一定の疾患をもつ患者の運転免許が法的制限されうる.

●医師は患者の運転能力について,医学的判断を求められる.

●日常臨床において,医師は患者の運転免許の有無や交通事故のリスク評価を行う必要がある.

参考文献

1)内閣府交通安全白書(平成十八年度版)2006
2)警察庁ホームページ
3)上村直人:痴呆性疾患における運転免許更新時の病状申告書に関する問題について.厚生労働科学省長寿科学研究「痴呆性高齢者の自動車運転と権利擁護」研究班報告書,pp42-46,2005
4)上村直人,他:痴呆性疾患と自動車運転 日本における痴呆患者の自動車運転と家族の対応の実態について.脳と神経 57:409-414,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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