文献詳細
今月の主題 主治医として診る後期高齢者
主治医として知っておきたい後期高齢者の医療と生活
文献概要
ポイント
●補聴器の適合の前に,耳疾患の有無の確認および聴覚機能の評価を行う必要がある.
●補聴器の装用には本人の意思も重要なため,装用を強制してはいけない.
●十分な効果を得るためには,実際に使用した結果を参考に,音質調整していく必要がある.
●難聴者が聞き取れるように大きな声で話しかけても,逆に聞き取りが悪くなる場合がある.
●補聴器の効果には限界があり,周囲の者の気遣いが重要である.
●補聴器の適合の前に,耳疾患の有無の確認および聴覚機能の評価を行う必要がある.
●補聴器の装用には本人の意思も重要なため,装用を強制してはいけない.
●十分な効果を得るためには,実際に使用した結果を参考に,音質調整していく必要がある.
●難聴者が聞き取れるように大きな声で話しかけても,逆に聞き取りが悪くなる場合がある.
●補聴器の効果には限界があり,周囲の者の気遣いが重要である.
参考文献
1)西村忠己,吉田悠加,細井裕司:補聴器とコミュニケーション.JOHNS 21:593-596,2005
2)細井裕司:補聴器診療.日医雑誌 134:1512-1516,2005
3)西村忠己,細井裕司:補聴器適合のための検査.耳喉頭頸 77:455-459,2005
4)細井裕司:高齢者に対する補聴器の装用.専門医通信 45:12-13,1995
掲載誌情報