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今月の主題 内科医のためのがん診療Update がんに関する情報の取得と共有
がん遺伝相談
著者: 吉田輝彦1 牛尼美年子2 菅野康吉3
所属機関: 1国立がんセンター研究所腫瘍ゲノム解析・情報研究部 2国立がんセンター中央病院遺伝相談外来 3栃木県立がんセンター研究所がん遺伝子研究室・がん予防研究室
ページ範囲:P.1393 - P.1396
文献購入ページに移動●日常診療において,がんの家族歴のみならず,若年発症や多重がんからも遺伝性腫瘍の可能性を考えるようにする.
●遺伝性腫瘍の診療においては遺伝カウンセリングが重要な役割を果たすので,適切な段階で専門外来(遺伝相談外来)への紹介を検討する.
●遺伝性腫瘍の診断がついた場合,必要に応じて複数の臓器について定期的に検診を行い,早期発見に努めることが対策の中心となる.
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