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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻8号

2008年08月発行

今月の主題 内科医のためのがん診療Update

がんの診断

生検病理診断・細胞診の重要性

著者: 森永正二郎1

所属機関: 1北里研究所病院病理科

ページ範囲:P.1405 - P.1410

文献概要

ポイント

●病理診断は,腫瘍の良悪や組織型決定のみならず,がんの悪性度や治療反応性,治療効果判定にも用いられる.

●組織診と細胞診の違いを知り,それぞれの特徴を生かして用いる必要がある.

●臨床医は病理診断の有用性と限界を知り,病理医と協力して診療に生かしていく姿勢が必要である.

参考文献

1)矢田部恭:肺癌の分子病理学──発現解析による肺癌の分子腫瘍分類.肺癌 47:909-913,2007
2)森永正二郎:原発不明癌の病理診断 ―序論―.病理と臨床 18:1156-1159,2000
3)水口國雄,山田正人:特殊染色の選択とその解釈.病理と臨床 26(臨時増刊号:外科病理マニュアル):47-57,2008
4)Nomoto K, et al:Detection of EGFR mutations in archived cytologic specimens of non-small cell lung cancer using high-resolution melting analysis. Am J Clin Pathol 126:608-615, 2006
5)森永正二郎:本邦の病理診断コンサルテーションの現状──アンケート調査から.病理と臨床 22:1106-1115,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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