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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻8号

2008年08月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのがん診療Update がん薬物療法 【化学療法】

大腸がん

著者: 福田大輔1 吉野孝之1

所属機関: 1国立がんセンター東病院内視鏡消化器内科

ページ範囲:P.1454 - P.1456

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ポイント

●大腸がんの術後アジュバント療法(補助化学療法)は6カ月間であり,現在使用されている治療法は5-FU/LV,UFT/LV,カペシタビンの3種類である.

●進行・再発大腸がんの化学療法は緩和的治療であって根治的治療ではなく,1st→2nd→3rdと薬剤の組み合わせを変えていく必要がある.

●いずれの治療法も年々変化しているため,患者に不利益を与えないよう臨床腫瘍医は日々情報に目を向ける必要がある

参考文献

1)厚生労働省人口動態統計2007
2)Andre T, et al:Oxaliplatin, fluorouracil, and leucovorin as adjuvant treatment for colon cancer. N Engl J Med 350:2343-2351, 2004
3)Hurwitz H, et al:Bevacizumab plus irinotecan, fluorouracil, and leucovorin for metastatic colorectal cancer. N Engl J Med 350:2335-2342, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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