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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻8号

2008年08月発行

文献概要

今月の主題 内科医のためのがん診療Update 支持療法

疼痛対策

著者: 服部政治1 後藤玲子2

所属機関: 1癌研有明病院麻酔科(ペインクリニック) 2癌研有明病院薬剤部緩和ケアチーム

ページ範囲:P.1487 - P.1490

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ポイント

●がん患者の痛みは放置してはならない.治療と併行して除痛を図ることが重要である.

●疼痛管理にあたってはWHOのガイドラインを基本に行い,オピオイド使用を躊躇してはならない.

●難治性の痛みにはペインクリニックなど,ほかの専門家にコンサルトする.

参考文献

1)世界保健機関(編),武田文和(訳):がんの痛みからの解放──WHO方式がん疼痛治療法.第2版,pp1-69,金原出版,1996
2)Leppert W, Luczak J:The role of tramadol in cancer pain treatment-a review. Support Care Cancer 13:5-17, 2005
3)Wardley A, et al:Zoledronic acid significantly improves pain scores and quality of life in breast cancer patients with bone metastases;A randomized, crossover study of community vs hospital bisphosphonate administration. Br J Cancer 92:1869-1876, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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