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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻9号

2008年09月発行

文献概要

今月の主題 Multiple problemsの治療戦略 総論―Multiple problemsにどう対応するか

Multiple problems:エビデンスがない場合にはどうするか?―自施設データによる検証のすすめとコンセンサスに基づいた治療戦略

著者: 東尚弘1

所属機関: 1国立がんセンターがん予防・検診研究センター検診研究部

ページ範囲:P.1580 - P.1583

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ポイント

●RCT(ランダム化比較試験)がない場合でも,現存するベスト・エビデンスを参照する.

●RCTの結果が自分の患者に当てはまるか疑問を抱いた場合には,自施設データで検証する姿勢と技術が重要.

●コンセンサスを形成する場は権威が支配することのないよう,多角的な検討と客観性を確保するための手順をふむ.

参考文献

1)Oxford Centre for Evidence-based Medicine:Levels of Evidence, 2001(http://www.cebm.net/index.aspx?o=1047 )(2008.5.7アクセス)
2)Fitch K, et al:The RAND/UCLA Appropriateness Method User's Manual RAND, Santa Monica, 2001
3)Wenger NS, et al:Assessing care of vulnerable elders;ACOVE project overview. Ann Intern Med 135:642-646, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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