文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 2009 頻用される循環器薬の使い方
抗血小板薬
著者: 小西博応1 代田浩之1
所属機関: 1順天堂大学医学部循環器内科
ページ範囲:P.8 - P.11
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●アスピリンは,虚血性心疾患の一次予防としては十分なエビデンスはないが,アスピリンは虚血性心疾患の二次予防としては有効である.
●チクロピジンは肝障害やTTPなど重篤な副作用を生じることがある.
●チクロピジンは,投与開始2カ月以内は2週間隔で採血をすることが望ましい.
●冠動脈ステント留置後は,アスピリンとチエノピリジン系化合物投与が必要である.
●薬剤溶出性ステントでは,アスピリンとチエノピリジン系化合物の長期投与が必要である.
●アスピリンは,虚血性心疾患の一次予防としては十分なエビデンスはないが,アスピリンは虚血性心疾患の二次予防としては有効である.
●チクロピジンは肝障害やTTPなど重篤な副作用を生じることがある.
●チクロピジンは,投与開始2カ月以内は2週間隔で採血をすることが望ましい.
●冠動脈ステント留置後は,アスピリンとチエノピリジン系化合物投与が必要である.
●薬剤溶出性ステントでは,アスピリンとチエノピリジン系化合物の長期投与が必要である.
参考文献
1)Guidelines for management of anticoagulant and antiplatelet therapy in cardiovascular disease. Circ J 68(SupplⅥ),2004
2)Patrono C, et al:Antiplatelet drugs;American College of Chest Physicians Evidence-Based Clinical Practice Guidelines(8th edition).Chest 133(6 Suppl):199S-233S, 2008
3)西部俊哉,他:わが国におけるASOに対する抗血小板療法のエビデンスと現状.J Jpn Coll Angiol 48:67-73,2008
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