文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 2009 頻用される循環器薬の使い方
抗凝固薬
著者: 是恒之宏1
所属機関: 1国立病院機構大阪医療センター臨床研究センター
ページ範囲:P.12 - P.14
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●投薬にあたっては,抗凝固薬がなぜ必要かをよく患者に理解してもらう.
●出血性合併症に十分注意するよう,医師も患者も心がける.
●食事やほかの薬がワルファリンの効き具合に大きく影響し得ることを理解させる.
●抜歯や手術時には必ず主治医に相談するよう,患者に伝える.
●ほかのどんな薬よりも服用遵守が重要であることを患者にわかってもらう.
●投薬にあたっては,抗凝固薬がなぜ必要かをよく患者に理解してもらう.
●出血性合併症に十分注意するよう,医師も患者も心がける.
●食事やほかの薬がワルファリンの効き具合に大きく影響し得ることを理解させる.
●抜歯や手術時には必ず主治医に相談するよう,患者に伝える.
●ほかのどんな薬よりも服用遵守が重要であることを患者にわかってもらう.
参考文献
1)青崎正彦,岩出和徳(監修):Warfarinの適正使用情報 第2版,pp6-7, エーザイ株式会社臨床研究センター,1996年2月
2)Gage BF, et al:Validation of clinical classification schemes for predicting stroke;Results from the National Registry of Atrial Fibrillation. JAMA 285:2864-2870, 2001
3)Connolly S, et al:Clopidogrel plus aspirin versus oral anticoagulation for atrial fibrillation in the atrial fibrillation clopidogrel trial with irbesartan for prevention of vascular events (active w):A randomised controlled trial. Lancet 367:1903-1912, 2006
4)Yasaka M, Minematsu K, Yamaguchi T:Optimal intensity of international normalize ratio in warfarin therapy for secondary prevention of stroke in patients with non-valvular atrial fibrillation. Intern Med 40:1183-1188, 2001
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