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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻1号

2009年01月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 2009 頻用される循環器薬の使い方

血栓溶解薬

著者: 尾林徹1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院循環器科

ページ範囲:P.16 - P.18

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ポイント

●血栓溶解薬には,ウロキナーゼとt-PAがある.

●血清プラスミノーゲンをプラスミンに活性化し,フィブリノゲンを分解する.

●適応疾患は発症6時間以内の急性心筋梗塞と不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症である.

●出血性合併症に注意が必要である.

●脳梗塞,脳出血,脊髄・頭蓋内の手術から2カ月以内の使用は禁忌である.

参考文献

1)Kimura K, et al : Low-dose tissue plasminogen activator followed by planned rescue angioplasty reduces time to reperfusion for acute myocardial infarction treated at community hospitals. Jpn Circ J 65 : 901-906, 2001
2)Ross AM, et al : A randomized trial comparing primary angioplasty with a strategy of short-acting thrombolysis and immediate planned rescue angioplasty in acute myocardial infarction. J Am Coll Cardiol 34 : 1954-1962, 1999
3)Konstantinides S, et al : Heparin plus alteplase compared with heparin alone in patients with submassive pulmonary embolism. N Engl J Med 347 : 1143-1150, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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