文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 2009 頻用される循環器薬の使い方
β遮断薬:不整脈
著者: 池田隆徳1
所属機関: 1杏林大学医学部第二内科
ページ範囲:P.50 - P.53
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●抗不整脈作用は弱いが,β遮断薬は交感神経活動の緊張緩和により不整脈を抑制することができる.
●β遮断薬は薬剤ごとに薬理学的作用が大きく異なるため,使い分けが必要である.
●不整脈の発現機序は,β遮断薬の適応を決定するうえで参考になる.
●不整脈による心臓突然死の予防効果は,心筋梗塞あるいは虚血性心不全で高い.
●抗不整脈作用は弱いが,β遮断薬は交感神経活動の緊張緩和により不整脈を抑制することができる.
●β遮断薬は薬剤ごとに薬理学的作用が大きく異なるため,使い分けが必要である.
●不整脈の発現機序は,β遮断薬の適応を決定するうえで参考になる.
●不整脈による心臓突然死の予防効果は,心筋梗塞あるいは虚血性心不全で高い.
参考文献
1)池田隆徳:これでわかる危険な不整脈の診かたと治療:心臓突然死を予防するノウハウを知る.南江堂,2008
2)Singh BN:Beta-blockers and calcium channel blockers as antiarrhythmic drugs. Zipes DP, Jalife J (eds):Cardiac Electrophysiology : From Cell to Bedside, 2nd ed, pp 1317-1330, WB Saundars, Philadelphia, 1995
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