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誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか フリーアクセス
著者: 上野文昭1
所属機関: 1大船中央病院・消化器内科
ページ範囲:P.77 - P.77
文献購入ページに移動このたび医学書院より上梓された『誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか』に目を通し,この認識が誤りでないことを再確認した.共著者の野口・福原両氏は評者の最も信頼する内科医である.二人とも北米での内科研修で得た優れた臨床技能を,さらに臨床疫学を学ぶことにより科学的に磨きをかけ,現在わが国の臨床・教育・研究の各分野で活躍中である.過剰検査が当たり前のわが国で,これまでほとんど学ぶ機会のなかった正統派診断学を,今ここで二人が教えてくれている.
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