文献詳細
今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
喘息とCOPD
文献概要
ポイント
●喘息は気道の慢性炎症性疾患であり,治療は吸入ステロイド薬を中心とした抗炎症治療である.
●患者のコントロールレベルから治療のステップを選択し,定期的に調整していく.
●ステップ3以上では,吸入ステロイド薬と長時間作用型β2刺激薬が最も効果的な組み合わせであるが,必ず両者を併用することが原則である.
●薬物療法以外にも患者教育,環境コントロールが重要であり,医師や患者だけでなく,家族,看護師,薬剤師が協力しあって治療に参加することが望ましい.
●喘息は気道の慢性炎症性疾患であり,治療は吸入ステロイド薬を中心とした抗炎症治療である.
●患者のコントロールレベルから治療のステップを選択し,定期的に調整していく.
●ステップ3以上では,吸入ステロイド薬と長時間作用型β2刺激薬が最も効果的な組み合わせであるが,必ず両者を併用することが原則である.
●薬物療法以外にも患者教育,環境コントロールが重要であり,医師や患者だけでなく,家族,看護師,薬剤師が協力しあって治療に参加することが望ましい.
参考文献
1)The global strategy for asthma management and prevention(updated 2008). www.ginasthma.org
2)Harold S, et al:The salmeterol multicenter asthma research trial. CHEST 129:14-26, 2006
3)Bateman E, et al:Meta-analysis:Effect of adding salmeterol to inhaled corticosteroids on serious asthma-related events. Ann Inter Med 149:33-42, 2008
掲載誌情報