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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻10号

2009年10月発行

文献概要

今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方 その他の呼吸器疾患

結核

著者: 成田雅1

所属機関: 1太田西ノ内病院総合診療科

ページ範囲:P.1639 - P.1644

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ポイント

●結核を疑うべき臨床状況を理解する.

●治療成功の成否は,良好な患者-医師関係にかかっている.

●推奨された期間は,抗結核薬は毎日きちんと内服することが大事であり,DOT(Directed observed therapy)が勧められる.

●多剤併用療法が原則であり,治療期間は最低6カ月間である.

●治療の完了には,治療「期間」よりも処方「回数」がきちんと内服されているかが重要である.

参考文献

1)Escalante P:In the clinic. Tuberculosis. Ann Intern Med 150:ITC61-614, 2009
2)青木眞:レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版,医学書院,2008
3)American Thoracic Society, CDC, Infectious Diseases Society of America:Treatment of tuberculosis. MMWR Recomm Rep. Jun 20:1-77, 2003
4)Chi Chiu Leung Mycobacterium tuberculosis Complex. www.antimicrobe.org
5)Wright A et al:Epidemiology of antituberculosis drug resistance 2002-07:an updated analysis of the Global Project on Anti-Tuberculosis Drug Resistance Surveillance. Lancet 30:1861-1873, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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