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今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方 日常診療に役立つ呼吸器治療Q&A
日常診療に役立つ呼吸器の緩和療法には,どんなものがありますか?
著者: 関根龍一1
所属機関: 1亀田総合病院緩和ケア科
ページ範囲:P.1691 - P.1696
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●呼吸器の緩和治療と同時に,原因病態の治療を常に検討し可能であれば実施する.
●呼吸困難の症状マネジメントでは,モルヒネ等のオピオイドが第一選択薬である.
●激しい呼吸困難の症状緩和に治療的鎮静が必要な場合がある.
●侵襲的処置の是非は,本人の意向,医学的適応,予後などから総合的に判断する.
●呼吸器の緩和治療と同時に,原因病態の治療を常に検討し可能であれば実施する.
●呼吸困難の症状マネジメントでは,モルヒネ等のオピオイドが第一選択薬である.
●激しい呼吸困難の症状緩和に治療的鎮静が必要な場合がある.
●侵襲的処置の是非は,本人の意向,医学的適応,予後などから総合的に判断する.
参考文献
1)がん対策のための戦略研究『緩和ケア普及のための地域プロジェクト』http://gankanwa.jp/tools/step/condition/breathing/index.html アクセス日:2009年5月28日
2)Story, PC et al(ed):Management of Nonpain Symptoms of Life-Limiting Illness. UNIPAC 4 A Self-Study Program 3rd edition, pp13-15, American Academy of Hospice and Palliative Medicine, Glenview, IL, 2008
3)苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン.日本緩和医療学会,2005 http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/sedation01.pdf
4)武田文和(監訳):トワイクロス先生のがん患者の症状マネジメント.医学書院,2003
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