icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina46巻10号

2009年10月発行

文献概要

今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方 日常診療に役立つ呼吸器治療Q&A

日常診療に役立つ呼吸器の緩和療法には,どんなものがありますか?

著者: 関根龍一1

所属機関: 1亀田総合病院緩和ケア科

ページ範囲:P.1691 - P.1696

文献購入ページに移動
ポイント

●呼吸器の緩和治療と同時に,原因病態の治療を常に検討し可能であれば実施する.

●呼吸困難の症状マネジメントでは,モルヒネ等のオピオイドが第一選択薬である.

●激しい呼吸困難の症状緩和に治療的鎮静が必要な場合がある.

●侵襲的処置の是非は,本人の意向,医学的適応,予後などから総合的に判断する.

参考文献

1)がん対策のための戦略研究『緩和ケア普及のための地域プロジェクト』http://gankanwa.jp/tools/step/condition/breathing/index.html アクセス日:2009年5月28日
2)Story, PC et al(ed):Management of Nonpain Symptoms of Life-Limiting Illness. UNIPAC 4 A Self-Study Program 3rd edition, pp13-15, American Academy of Hospice and Palliative Medicine, Glenview, IL, 2008
3)苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン.日本緩和医療学会,2005 http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/sedation01.pdf
4)武田文和(監訳):トワイクロス先生のがん患者の症状マネジメント.医学書院,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?