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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻11号

2009年11月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中の征圧をめざして Editorial

脳卒中対策基本法制定を見据えて

著者: 豊田一則1

所属機関: 1国立循環器病センター内科脳血管部門

ページ範囲:P.1736 - P.1738

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ポイント

●t-PA静注療法の承認を契機に,脳卒中ケアユニットや病院前脳卒中救護の整備など,脳卒中診療を取り巻く環境が変わりつつある.

●この数年間,脳卒中治療のための新薬開発は,必ずしも順風に乗っていない.日本発の優れた臨床試験も望まれる.

●日本脳卒中協会は,2009年6月に脳卒中対策のための法整備のたたき台となる法律要綱案を発表した.

参考文献

1)山口武典・峰松一夫・豊田一則(編):脳梗塞rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法実践ガイド.診断と治療社,2007
2)Toyoda K, et al for the Stroke Acute Management with Urgent Risk-factor Assessment and Improvement (SAMURAI) Study Investigators:Routine use of intravenous low-dose recombinant tissue plasminogen activator in Japanese patients;general outcomes and prognostic factors from the SAMURAI register. Stroke 40:2009 [Epub ahead of print]
3)中山博文:脳卒中対策立法化の必要性.総合臨牀58:208-211, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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