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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻11号

2009年11月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中の征圧をめざして 脳卒中の救急診療:7つのバトン

かかりつけ医の初期対応―事前教育と発症時の対応

著者: 中山博文12

所属機関: 1中山クリニック 2(社)日本脳卒中協会

ページ範囲:P.1773 - P.1775

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ポイント

●患者には,脳卒中が疑われたら,かかりつけ医に連絡せず,即119番へ電話するように指導する.

●発症時に家族から電話連絡を受け,脳卒中が疑われる場合は,すぐに119番へ電話するよう,指導する.

●発症時に患者が診療所を受診した場合,迅速にスクリーニングし,脳卒中の可能性があれば,119番へ電話する.

●診療所の職員を教育し,来院患者が脳卒中疑いの場合は,待たせず直ちに医師が対応する.

参考文献

1)Kwan J, et al:A systematic review of barriers to delivery of thrombolysis for acute stroke. Age Ageing 33:116-121, 2004
2)山口武典:脳梗塞急性期医療の実態に関する研究.平成12年度厚生科学研究費補助金による健康科学総合研究事業研究報告書,2001
3)古賀政利・他:急性期脳卒中患者の受診動向とその関連因子―大阪北部地区における検討.脳卒中22:301-306, 2000
4)宮松直美:一般市民の脳卒中知識調査とキャンペーンによる啓発活動に関する疫学調査.循環器病研究振興財団助成金報告書,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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