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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻11号

2009年11月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中の征圧をめざして 脳卒中の救急診療:7つのバトン

脳卒中患者の救急搬送とテレストローク

著者: 藤井修一1 芝﨑謙作2 木村和美2

所属機関: 1鏡野町国民健康保険病院内科 2川崎医科大学脳卒中医学

ページ範囲:P.1777 - P.1780

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ポイント

●t-PA静注療法を成功させるためには,病院前救護体制の構築が必要である.

●脳卒中の病院前救護の標準化を目指したPSLSが救急隊員により行われている.

●倉敷病院前脳卒中スケール(KPSS)により脳卒中患者の抽出と重症度の評価を行うとよい.

●t-PA静注療法が可能な医療施設に地域格差がみられる.

●テレストロークにより脳卒中医療の地域格差を是正できる.

参考文献

1)Iguchi Y, et al:First impression at stroke onset plays an important role in early hospital arrival. Intern Med 45:447-451, 2006
2)日本臨床救急医学会(監):PSLS救急隊員による脳卒中の観察・処置の標準化 コースガイドブック, へるす出版, 2007
3)Kimura K, et al:Kurashiki prehospital stroke scale. Cerebrovasc Dis 25:189-191, 2008
4)木村和美:超急性期脳梗塞患者の救急搬送及び急性期病院受け入れ体制に関する実態調査研究平成19年度研究報告書
5)Levine SR, Gorman M:"Telestroke";The application of telemedicine for stroke. Stroke 30:464-469, 1999
6)Schwamm LH, et al:A review of the evidence for the use of telemedicine within stroke systems of care;A scientific statement from the American Heart Association/American Stroke Association. Stroke 40:2616-2634, 2009
7)木村和美:超急性期脳梗塞患者の救急搬送及び急性期病院受け入れ体制に関する実態調査研究平成20年度研究報告書

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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