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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻11号

2009年11月発行

文献概要

連載 研修おたく海を渡る・47

ニールの流儀

著者: 白井敬祐

所属機関:

ページ範囲:P.1885 - P.1885

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 腫瘍内科医が10人近くいるような大きな開業グループは別として,通常,腫瘍内科医の多くは,General oncologist(総合腫瘍内科医)として働いています.彼らは,最も多い患者層である乳癌,大腸癌を中心として,肺癌,さらには欧米で多くみられる慢性リンパ性白血病といった血液疾患までカバーします.ともすれば「広く浅く」なってしまうのではと考えるところですが,前回紹介したニールは違います.

 開業医からアカデミア(大学病院)に出戻ってきたニールの流儀を紹介させてください.普段からフェロー対象のカンファには,時間さえあれば必ず参加し,隙あらば質問して帰っていきます.多岐に渡る腫瘍について,標準治療を知るだけでなく,最先端の情報にも通じています.いったいどんな風にアンテナを張っているのでしょうか? 一度,彼の外来をのぞかせてもらったことがあります.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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