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特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント 脳 総論
読影の基本とポイント
著者: 岩下孝弥1 平井俊範1
所属機関: 1熊本大学医学部放射線医学教室
ページ範囲:P.28 - P.32
文献購入ページに移動MRIは頭部領域の画像診断において中心的な検査法である.一般にMRIはCTと比較して中枢神経病変の描出に優れており,ペースメーカー装着者などの検査禁忌例を除けば,多くの疾患において第一選択の画像診断法である.
MR画像の読影は,①異常所見の拾い上げ,②異常所見の解釈,③鑑別診断,の順に行う(図1).これらにおいて,正常MR像を把握すること,アーチファクトかどうか判断できること,MR信号強度を解釈すること,は適切な画像診断に必須である.
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