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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻12号

2009年11月発行

特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント

脳 総論

読影の基本とポイント

著者: 岩下孝弥1 平井俊範1

所属機関: 1熊本大学医学部放射線医学教室

ページ範囲:P.28 - P.32

文献概要

脳のMRI読影について

 MRIは頭部領域の画像診断において中心的な検査法である.一般にMRIはCTと比較して中枢神経病変の描出に優れており,ペースメーカー装着者などの検査禁忌例を除けば,多くの疾患において第一選択の画像診断法である.

 MR画像の読影は,①異常所見の拾い上げ,②異常所見の解釈,③鑑別診断,の順に行う(図1).これらにおいて,正常MR像を把握すること,アーチファクトかどうか判断できること,MR信号強度を解釈すること,は適切な画像診断に必須である.

参考文献

1)青木茂樹,他(編):新版 よくわかる脳MRI.pp16-24,秀潤社,2008
2)土屋一洋,他(編):新版 所見からせまる脳MRI.秀潤社,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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