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特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント 頭頸部 各論
頸椎
著者: 大久保敏之1
所属機関: 1帝京大学ちば総合医療センター放射線科
ページ範囲:P.140 - P.149
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頸椎では,単純X線撮影がまずスクリーニングとして施行されることが多く,CT,MRIを精密検査として使用することが多い.MRIでは,その高いコントラスト分解能によって,前処置なく脊髄,くも膜下腔,脊髄神経根が明瞭に描出できるので,頸椎,頸髄の領域では最も重要な検査法である.
頸椎では,単純X線撮影がまずスクリーニングとして施行されることが多く,CT,MRIを精密検査として使用することが多い.MRIでは,その高いコントラスト分解能によって,前処置なく脊髄,くも膜下腔,脊髄神経根が明瞭に描出できるので,頸椎,頸髄の領域では最も重要な検査法である.
参考文献
1)Luetkehans TJ, et al:Ossification of the posterior longitudinal ligament diagnosed by MR. Am J Neuroradiol 8:924-925, 1987
2)Parizel PM, et al:Gd-DTPA-enhanced MR imaging of spinal tumors. AJNR 10:249-258, 1989
3)Nemoto Y, et al:Intramedullary spinal cord tumors;Significance of associated hemorrhage at MR imaging. Radiology 182:793-796, 1992
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