icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina46巻12号

2009年11月発行

文献概要

特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント 腹部 各論

腰椎・腰筋

著者: 堀正明1 寺田一志1 荒木力2

所属機関: 1山梨大学医学部附属病院放射線科 2東邦大学医療センター佐倉病院放射線科

ページ範囲:P.371 - P.377

文献購入ページに移動
正常解剖

 腰椎に限らず,脊椎の解剖は大きく前方成分(椎体および椎間板),後方成分(椎弓や関節突起),脊椎周囲組織(周囲の筋など)に分けて考えると理解しやすい(図1).腰椎は5つの椎体からなる.また,頸椎,胸椎レベルと異なり,脊髄はL1~2レベルまで脊髄円錘となり,それより尾側では馬尾が連続する.椎体の両側に大腰筋を認め,後方成分背側には棘筋や胸最長筋を認める.

参考文献

1)柳下 章(編):エキスパートのための脊椎脊髄疾患のMRI.三輪書店,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?