文献詳細
文献概要
特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント 腹部 各論
腰椎・腰筋
著者: 堀正明1 寺田一志1 荒木力2
所属機関: 1山梨大学医学部附属病院放射線科 2東邦大学医療センター佐倉病院放射線科
ページ範囲:P.371 - P.377
文献購入ページに移動腰椎に限らず,脊椎の解剖は大きく前方成分(椎体および椎間板),後方成分(椎弓や関節突起),脊椎周囲組織(周囲の筋など)に分けて考えると理解しやすい(図1).腰椎は5つの椎体からなる.また,頸椎,胸椎レベルと異なり,脊髄はL1~2レベルまで脊髄円錘となり,それより尾側では馬尾が連続する.椎体の両側に大腰筋を認め,後方成分背側には棘筋や胸最長筋を認める.
参考文献
掲載誌情報