文献詳細
文献概要
今月の主題 腎臓病診療のエッセンス 腎臓病診療の基本
腎臓病診療に必要な最低限の画像診断
著者: 和泉雅章1
所属機関: 1関西労災病院内科
ページ範囲:P.1942 - P.1946
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●経過が不明の腎臓病患者では,方針決定のためにも,まずエコーを行う.
●慢性腎不全症例では腎の萎縮があり,急性腎不全(ARF)/急性腎傷害(AKI)では萎縮がない.
●糖尿病性腎症・蓄積疾患では,腎萎縮が起こりにくい.
●ARF/AKI症例では,水腎症の有無や“蓮根サイン”の有無に注意する.
●経過が不明の腎臓病患者では,方針決定のためにも,まずエコーを行う.
●慢性腎不全症例では腎の萎縮があり,急性腎不全(ARF)/急性腎傷害(AKI)では萎縮がない.
●糖尿病性腎症・蓄積疾患では,腎萎縮が起こりにくい.
●ARF/AKI症例では,水腎症の有無や“蓮根サイン”の有無に注意する.
参考文献
1)澤村良勝,他:腎臓の超音波計測.日超医論文集89:183-184,1981
2)Miletic D, et al:Sonographic measurement of absolute and relative renal length in adults. J Clin Ultrasound 26:185-189, 1998
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