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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻13号

2009年12月発行

今月の主題 腎臓病診療のエッセンス

原発性糸球体疾患:腎炎とネフローゼ症候群

慢性腎炎症候群―特にIgA腎症について

著者: 原順子1 川村哲也1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科

ページ範囲:P.1960 - P.1963

文献概要

ポイント

●IgA腎症の20~40%が末期腎不全へと進行し,長期腎予後は必ずしも良好とはいえない.

●確定診断は,腎生検による糸球体の観察が唯一の方法である.

●組織学的重症度と臨床的重症度から予後分類(透析導入リスクの層別化)を行い,リスク群別の治療指針をもとにフォローアップする.

参考文献

1)厚生労働省特定疾患進行性腎障害に関する調査研究班報告:IgA腎症診療指針,第2版.日腎会誌44:487-493, 2002
2)日本腎臓学会(編):CKDのフォローアップ.CKD診療ガイド2009,pp54-57,東京医学社,2009
3)日本腎臓学会(編):腎疾患の生活指導・食事療法ガイドライン.日腎会誌39:8-28,1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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