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文献概要
今月の主題 腎臓病診療のエッセンス 遺伝性糸球体疾患
Fabry病―見逃さないためのポイント
著者: 湯澤由紀夫1
所属機関: 1名古屋大学医学部腎臓内科
ページ範囲:P.1994 - P.1996
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●多臓器にわたり多彩な臨床症状を呈するため,関節リウマチ,成長痛,多発性硬化症,糸球体腎炎,家族性高コレステロール血症,肥大型心筋症,遺伝性出血性毛細血管拡張症,アミオダロン,などとの鑑別が必要である.
●酵素補充療法による原因治療が可能となった.
●多臓器にわたり多彩な臨床症状を呈するため,関節リウマチ,成長痛,多発性硬化症,糸球体腎炎,家族性高コレステロール血症,肥大型心筋症,遺伝性出血性毛細血管拡張症,アミオダロン,などとの鑑別が必要である.
●酵素補充療法による原因治療が可能となった.
参考文献
1)Brady RO, et al:Enzymatic defect in Fabry's disease;Ceramidetrihexosidase deficiency. N Engl J Med 276:1163-1167, 1967
2)Brady RO, Schiffman R:Clinical features of and recent advances in therapy for Fabry disease. JAMA 284:2771-2775, 2000
3)Alroy J, et al:Renal pathology in Fabry disease. J Am Soc Nephrol 13:S134-S138, 2002
4)Wilcox WR, et al:Long-term safety and efficacy of enzyme replacement therapy for Fabry disease. Am J Hum Genet 75:65-72, 2004
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