文献詳細
文献概要
今月の主題 腎臓病診療のエッセンス 診断,治療に急を要する腎臓病
急性腎不全―ERで腎前性,腎性,腎後性をすばやく見分けるコツは?
著者: 安田隆1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科
ページ範囲:P.1998 - P.2002
文献購入ページに移動ポイント
●血清クレアチニン(Cr)値のわずかな上昇により予後は悪化する.また,Cr値の上昇が著しいほど予後は不良である.したがって,早期診断・対処が大切である.
●原因の鑑別には,的確な病歴,身体所見,腹部超音波,尿生化学・沈渣所見からの情報による判断が大切である.
●血清クレアチニン(Cr)値のわずかな上昇により予後は悪化する.また,Cr値の上昇が著しいほど予後は不良である.したがって,早期診断・対処が大切である.
●原因の鑑別には,的確な病歴,身体所見,腹部超音波,尿生化学・沈渣所見からの情報による判断が大切である.
参考文献
1)Murray PT, et al:A framework and key research questions in AKI diagnosis and staging in different environments. Clin J Am Soc Nephrol 3:864-868, 2008
2)Abuelo JG:Normotensive ischemic acute renal failure. N Engl J Med 357:797-805, 2007
3)Carvounis CP, et al:Significance of the fractional excretion of urea in the differential diagnosis of acute renal failure. Kidney Int 62:2223-2229, 2002
掲載誌情報