文献詳細
文献概要
今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方 救急外来でよく遭遇する訴え
「急に片方の手足が動かなくなりました」―急性期運動麻痺の診察について
著者: 大谷良1
所属機関: 1国立病院機構京都医療センター神経内科
ページ範囲:P.226 - P.231
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●片麻痺以外に,失語や失認,視野欠損など,ほかの神経脱落症状を伴っているか判別する.
●麻痺なのか,運動失調なのか? 痙性麻痺なのか,弛緩性麻痺なのか? 判別する.
●ベッドサイドで行える診察方法は,その解剖学的意味と正しい診察法をマスターする必要がある.
●片麻痺以外に,失語や失認,視野欠損など,ほかの神経脱落症状を伴っているか判別する.
●麻痺なのか,運動失調なのか? 痙性麻痺なのか,弛緩性麻痺なのか? 判別する.
●ベッドサイドで行える診察方法は,その解剖学的意味と正しい診察法をマスターする必要がある.
参考文献
1)豊倉康夫:運動麻痺―特に上位運動ノイロン傷害に由る片麻痺について.神経研究の進歩 1:50-70, 1956
2)豊倉康夫(編):神経内科学書,朝倉書店,1987
3)田崎義昭,斉藤佳雄:ベッドサイドの神経の診かた,第16版,南山堂,2004
4)岩田 誠:神経症候学を学ぶ人のために,医学書院,1994
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