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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻2号

2009年02月発行

文献概要

今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方 すぐ神経内科にコンサルトしたくなる訴え

「顔がしびれます」―顔面麻痺

著者: 宇高不可思1 森千晃1

所属機関: 1住友病院神経内科

ページ範囲:P.259 - P.262

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ポイント

●顔面神経麻痺は顔面神経の走行が複雑なため,障害部位によって特徴ある症候が合併する.これを利用して部位診断ができる.

●脳血管障害などによる中枢性麻痺ではBell麻痺などの末梢性麻痺とは対照的に額は麻痺を免れるが,初期には紛らわしいことがある.

●両側性顔面神経麻痺を見逃さないようにする.

参考文献

1)平山恵造:神経症候学,第2版,文光堂,2006
2)後藤文男,天野隆弘:臨床のための神経機能解剖学,中外医学社,1992
3)Rohkamm R(著),大石 実(訳):カラー図解 臨床でつかえる神経学,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2006
4)Wilson-Pauwels L, et al:Cranial Nerves ; Anatomy and Clinical Comments, Deckers, 1988

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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