文献詳細
今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
すぐ神経内科にコンサルトしたくなる訴え
文献概要
ポイント
●「ろれつが回らない」という訴えでは,まず失語症,発声障害,構音障害を考える.
●発声の障害では発声時に息が漏れる,嗄声がみられる.
●構音障害は病変部位によって麻痺性(弛緩性,痙性)失調性などに分類され,それぞれに特徴的なしゃべり方がある.
●「ろれつが回らない」イコール神経疾患ではない.
●「ろれつが回らない」という訴えでは,まず失語症,発声障害,構音障害を考える.
●発声の障害では発声時に息が漏れる,嗄声がみられる.
●構音障害は病変部位によって麻痺性(弛緩性,痙性)失調性などに分類され,それぞれに特徴的なしゃべり方がある.
●「ろれつが回らない」イコール神経疾患ではない.
参考文献
1) 大西晃生・他(訳):臨床神経学の基礎,第2版,メディカルサイエンスインターナショナル,1982
2) 黒岩義五郎(訳):神経学的検査法,医学書院,1967
3) 豊倉康夫:神経内科学書,朝倉書店,1987
掲載誌情報