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文献詳細

雑誌文献

medicina46巻2号

2009年02月発行

文献概要

今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方 すぐ神経内科にコンサルトしたくなる訴え

「ふらつきます」―小脳性運動失調・深部感覚障害など

著者: 和泉唯信1

所属機関: 1徳島大学病院神経内科

ページ範囲:P.282 - P.285

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ポイント

●「ふらつきます」と患者が訴えた場合に小脳障害,深部感覚障害,前庭障害に大別して考える.

●問診でこれらを鑑別する情報が得られる.

●問診でストローク(脳血管障害)が疑われる場合はMRIなどの画像検査を急ぐ.

●小脳性運動失調の診察方法は多数あるがスクリーニングで行うものをマスターする.

参考文献

1)田崎義昭,斎藤佳雄:小脳機能の診かた.ベッドサイドの神経の診かた,改訂16版,pp 143-158,南山堂,2004
2)Lowenstein DH, et al:Approach to the patient with neurologic disease, Fauci AS, et al(ed):Harrison's Principles of Internal Medicine, pp 2484-2489, McGraw-Hill, New York, 2008
3)平山惠造:構音障害の診かた.平山惠造(編):臨床神経内科学,第2版,pp 60-63,南山堂,1991
4)田崎義昭,斎藤佳雄:運動機能の診かた.ベッドサイドの神経の診かた,改訂16版,pp 31-66,南山堂,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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