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今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方 認知症・レベル低下と決めつけたくなる訴え
「物忘れ」を訴える患者の診察法―記憶障害とそのほかの障害との鑑別
著者: 河合真2
所属機関: 1 2トヨタ記念病院統合診療科
ページ範囲:P.296 - P.299
文献購入ページに移動●「物忘れ」は記憶の障害とは限らない.神経疾患と精神疾患もしくは良性の(臨床上問題にならない)記銘力障害を区別する.
●病歴聴取で訴えに応じて診断の仮説をたてる.
●簡易な認知検査では診断を確認する作業になる.
●典型的なAlzheimer病の症状を認識できるようになる.
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