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文献概要
今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎 膵炎とは何か
疾患概念・発症メカニズム・疫学
著者: 下瀬川徹1
所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科消化器病態学
ページ範囲:P.378 - P.385
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●急性膵炎診療では,適切な初期治療が重症化阻止と予後改善に重要である.
●慢性膵炎は,栄養障害に膵内分泌不全が加わった複雑な病態であることを理解する.
●限局性の自己免疫性膵炎では,膵癌との鑑別診断に特に注意を要する.
●急性膵炎診療では,適切な初期治療が重症化阻止と予後改善に重要である.
●慢性膵炎は,栄養障害に膵内分泌不全が加わった複雑な病態であることを理解する.
●限局性の自己免疫性膵炎では,膵癌との鑑別診断に特に注意を要する.
参考文献
1) 武田和憲,他:急性膵炎重症度判定基準最終改訂案の検証.厚生労働科学研究補助金難治性疾患克服研究事業―難治性膵疾患に関する調査研究,平成17~19年度総合研究報告書,pp43-47,2008
2) 日本膵臓学会:日本膵臓学会慢性膵炎臨床診断基準2001.膵臓 16:560-561,2001
3) 厚生労働省難治性膵疾患調査研究班・日本膵臓学会:自己免疫性膵炎臨床診断基準2006,膵臓 21:395-397, 2006
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