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今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎 膵炎が疑われたときの診断の進め方:初診時に,何を聞き,どこを診察するのか?
全身症状,不定愁訴から膵炎を見逃さないためにはどうするのか?
著者: 阪上順一1 片岡慶正1 吉川敏一1
所属機関: 1京都府立医科大学消化器内科学
ページ範囲:P.389 - P.392
文献購入ページに移動●急性膵炎の初発症状で,腹痛の頻度は90 %を超える.
●慢性膵炎の問診では,「反復する上腹部痛発作」,「1日80 g以上の持続する飲酒歴」の有無を聴取する.
●自己免疫性膵炎は一般に症状に乏しいが,多彩な膵外病変を伴うことがある.
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