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今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎 膵炎をどう治療するか:急性膵炎のマネジメントのポイントは?
重症のサインは? どんな検査値に注目するか?
著者: 武田和憲1
所属機関: 1国立病院機構仙台医療センター外科
ページ範囲:P.416 - P.419
文献購入ページに移動●重症膵炎発症早期は血管透過性亢進による循環血漿量の低下,全身の高度の浮腫がさまざまな臓器障害を引き起こしている.
●重症化のサインとしては,輸液を行っても乏尿であることや,頻脈,呼吸促迫などの臨床徴候が重要である.
●重症度判定基準の予後因子は,急性膵炎重症化のサインとして経時的にチェックすべきである.
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